広川町Hさま宅
柴犬の光一くん、17歳の男の子です。
人間にたとえると、84歳くらいでしょうか。o(*゚▽゚*)oオォー
(年齢換算は犬種によっても異なります)
お外が大好きな光一くんですが、今は家の中でHさまに見守られながら過ごしています。
お世話に伺ったのはまだ寒さが厳しい時季でした。
「動物病院から低体温に気をつけるように言われ、気温を見ながら対応している」と仰られていました。
高齢になると体温調節が難しくなるため、特に冬場は体温が下がり過ぎないよう気をつける必要があります。
また、体を温めるのに暖房器具を使う場合は、低温やけどにも注意が必要です。
『低温やけど』とは?
人や犬の体温より少し高めの温度(44℃~50℃)のものに長時間触れ続けることによって生じる皮膚の損傷(火傷)のことです。
一般的に44℃で約6~10時間くらいだとか。
主な原因は、湯たんぽ・カイロ・ストーブ・ホットカーペットなどです。
************************************************
今回のお世話は、水分補給と寝返り&歩行補助、オムツ交換をさせていただきました。
光一くんが口をクチャクチャしたら、喉が渇いた合図のようです。
専用の容器で口の端から水を流し込むと、ゴクンゴクンとノドを鳴らして飲んでくれます。
長時間同じ体勢だと血行が悪くなり、特に骨の出っ張った部分(頬や肩甲骨、腰、ひざ、かかとなど)に床ずれが出来やすくなります。予防するためにも寝返りは大切です。
光一くんを動かすとき、毎回声をかけるようにしています。
起こした際に、歩く意欲があれば歩行補助も併せて行います。
「いっちに、いっちに」
脚を交互に動かしたり、足踏みしたり、
ヤル気があるときの光一くんは疲れ知らずで、私の方が先にギブアップしてしまう程なんですよ〜(^◇^;)
NGな寝返りとは?
中型犬サイズになると寝返りさせるのが大変なため、寝かせた状態のまま両脚を持ち、背中を軸にして反転させるやり方があります。
ただし、それだと四つ足の犬にとって内蔵の位置がズレる原因にもなり良くありません。また、食後すぐは食べ物が逆流する可能性もあります。
ワンちゃんのためには、大変でも正しい方法で寝返りを打たせてあげることをオススメいたします。
***********************************************
お世話前にHさまから頂いた写真です。
その都度、光一くんの状態と併せてご指示くださるので、スムーズにお世話をすることができます(*^^*)
以前頂いたフォトはコチラに掲載中です→【お客さまの声 No.2】
Hさま、いつもご利用いただきありがとうございます。
またお力になれることがあれば、ぜひご連絡くださいませ。
福岡、桜の開花宣言が出ましたね。
春はもうすぐそこかな♪
≫≫「お世話日誌」はコチラ
コメントをお書きください